- ホームページ制作
ホームページ制作を依頼する際に準備するものや決めておくべき項目を解説!
ホームページを企業に依頼したいと思っても、何から始めたらいいのかわからず、依頼に踏みこめずにいる方は多いのではないでしょうか。
もしも準備不足のまま依頼してしまうと
・莫大の費用がかかる
・理想のホームページにならない
など、トラブルにつながることが多くなってしまうでしょう。
そこで今回は、ホームページ制作を依頼する際に準備しておくべきものや決めておきたい項目について解説します。
ホームページ制作をする際の注意点も併せて説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ホームページ制作を依頼する際に決めておきたいこと
さて、ホームページ制作を依頼する際、事前にどのようなことを決めておくといいのでしょうか。
ホームページ制作を依頼する際に決めておきたいことは、大きく5つあります。
ここでは、ホームページ制作を依頼する際に決めておきたい項目について、それぞれ詳しく説明していきます。
①ホームページの目的や内容
まずは、ホームページの目的や内容を決めておきましょう。
ホームページを作る目的やどんな内容のホームページにするかを決めることは、ホームページ作りの基盤であり、最も大切な部分と言えます。
目的の例として、以下のようなものが考えられます。
・名刺代わりにしたい
・信頼性を高めたい
・ブランディングのため
・問い合わせを増やしたい
まずは、どのような目的でホームページ作りをお願いするのか、どのようなホームページにしていきたいのかを考え、まとめるようにしましょう。
②ターゲット
次に、ターゲットを決めておきましょう。
どのような内容のホームページにするか決まっていても、何も考えずにホームページを作成してしまうと、方向性がバラバラになり誰にも刺さらないホームページになってしまいます。
ターゲットを決めておくことで、ターゲットに合わせたデザインや内容のホームページ作りができ、よりターゲットに刺さりやすいホームページになりますよ。
具体的に、ターゲットを決める際は以下の点を意識して決めるといいでしょう。
・年代、年齢層
・地域
・立場(既婚・独身・学生・主婦など)
・どのような悩みを持っているか
③ご予算
次に、おおまかな予算を決めておきましょう。
ホームページ制作では、
・維持費(ドメイン代、サーバー代など)
・素材購入費
など、さまざまな面でかかる費用を合計して最終的な金額が決まります。
そのため予算を決めずに依頼してしまうと、予想より莫大な金額になってしまった、ということになりかねません。
予算次第で制作会社ができること・できないことが変わってきますので、あらかじめ予算を決めておくことはとても重要です。
ちなみに、ホームページ制作を依頼する際の予算は約30万円〜と言われています。
ですが、内容を充実させれば50万円以上かかる場合もありますし、品質によっては100万円以上かかることも。
依頼する制作会社によってかかる費用はバラバラですので、あくまで参考程度に覚えておいてください。
④どのようなデザインにするか
次に、どのようなデザインにするかを決めておきましょう。
基本的には、ターゲットや会社の雰囲気に合わせたデザインにしていきます。
制作会社に要望を伝えずにすべて任せてしまうと、想像していたものとは違うデザインになってしまうことも。
そのため、あらかじめ
・サイト全体の雰囲気
などを、おおまかにで良いので考えておくことをおすすめします。
⑤納期や公開日
最後に、納期や公開日を決めておきましょう。
ホームページ制作前にいつまでに公開したいかを決めておかないと、後回しになってしまったり、公開が遅くなってしまったりする場合があります。
具体的にいつ公開したいかを伝えることで、具体的なスケジュールも決まりますので、公開日はしっかり決めておきましょう。
ここで注意したいのが、納期と公開日は違うということです。
納期はあくまで制作会社から受け取る日であり、公開日ではありません。
公開日ギリギリに納期を設定してしまうと、トラブルがあった際にすぐ対応できず、結局公開日が遅くなってしまうこともあります。
そのため、納期は余裕をもって設定し、しっかり確認・対応をしたうえで希望していた日に公開できるようにしましょう。
ホームページ制作を依頼する際に準備しておくといいもの
スムーズにホームページ制作を依頼するためには、事前準備がとても大切です。
ホームページ制作を依頼する際、前もって準備しておくと良いものは、大きく4つあると考えられます。
ここでは、ホームページ制作を依頼する際に何を準備しておくと良いのかを、具体的に説明していきます。
①参考にしたいホームページのリストアップ
1つ目は、参考にしたいホームページのリストアップです。
「こういうホームページにしたい」と具体的にイメージしていても、言葉だけで伝えるのは難しいですよね。
そのようなとき、参考にしたいホームページのリストアップを用意しておくことで、イメージが湧きやすくなり、理想に近いホームページを制作してもらえるでしょう。
参考にしたいホームページは、1つや2つではなく複数用意することで、より理想に近いものを制作してもらえる可能性が高くなりますよ。
②文章
2つ目は、文章です。
ホームページに載せる文章をすべて任せるのもいいですが、それでは自社らしさが少なくなってしまいます。
こだわりたい言葉や伝えたい思いがあれば、積極的に伝えられるようにしておきましょう。
自分達の思いを文章にして載せることで、自社の魅力が伝わり、より良い結果につながります。
③写真やロゴ
3つ目は、写真やロゴです。
具体的には
・社員の写真
・働いている様子
・企業/サービスロゴ
などが挙げられます。
あとから用意するのもいいですが、あらかじめ用意しておくことで
・コスト削減
につながる場合もありますので、事前に準備しておくことをおすすめします。
写真やロゴがあることでよりイメージしやすくなり、文章やイラストだけでは伝わらない魅力が伝わります。
④提案依頼書(RFP)
4つ目は提案依頼書(RFP)です。
提案依頼書とは、簡単に言うとどのようなホームページを作りたいかをまとめたもののことで、制作会社により良い提案をしてもらうために作ります。
とくに明確な目的をもってホームページ制作を依頼する場合は、提案依頼書を用意した方が良いでしょう。
・制作会社からの提案の質が上がる
・目的の共通理解につなげられる
・トラブルを減らせる
など、提案依頼書の作成には多くのメリットがあります。
提案依頼書に記載しておくべき内容は以下の通りです。
・依頼の目的/背景
・現状課題
・目標(ゴール)
・ターゲット
・納期
・予算
このほかにも、ホームページ制作に役立つ内容や希望は積極的に取り入れましょう。
ホームページ制作を依頼する際の注意点
ホームページを依頼する際は、費用も時間もかかりますので、なるべくトラブルになることは避けたいですよね。
ここでは、ホームページ制作を依頼する前に知っておくと良い注意点について、具体的に説明していきます。
ホームページ制作を任せすぎない
まずは、ホームページ制作を制作会社に任せすぎないようにしましょう。
目的や内容だけ伝え、そのあとのことをすべて丸投げする企業は意外と多いです。
ですが、それは失敗やトラブルのもと。
あくまでホームページ制作をするのは制作会社ですが、これからホームページを所有していくのは自分たちです。
どんなホームページにしたいのかをしっかり考え、こまめに連絡を取り合うことで、納得するホームページを作ってください。
複数の企業を比較する際はデメリットも把握する
次に、複数の企業を比較する際はデメリットも把握しましょう。
ホームページ制作を依頼する際、複数の企業と比較することが多いと思います。
比較するとなると、どうしてもその制作会社を選ぶことのメリットにばかり注目してしまいますよね。
もちろんメリットを把握することは大切なことですが、デメリットや不安になりそうな要素もしっかり把握することがとても重要です。
デメリットを把握することで、「こんなはずじゃなかった」と後悔したり、後からトラブルになってしまったりすることが減りますよ。
サポート体制も把握したうえで検討する
最後に、サポート体制も把握したうえで検討しましょう。
ホームページ制作は、ホームページを作って終わりではありません。
どのようにホームページを守っていくのか、もっと良いものにするためにどうしていくべきかなど、公開したあとのことまで考えなければいけません。
具体的には、
・障害、トラブル時の対応
・セキュリティ対策
・SEO対策
・運用
などをどこまでしてくれるか、やり方を教えてくれるのかをしっかり把握し、検討することが大切です。
まとめ
今回は、ホームページを依頼する際に準備するものや決めておくべき項目について、くわしく解説しました。
- ・ホームページ制作を依頼する際は、目的やターゲット、予算、デザイン、公開日 を事 前に決めておきましょう。
- ・納期は余裕をもって設定し、公開が間に合うようにすることが大切です。
- ・ホームページ制作を依頼する際は、事前に載せたい文章や写真、提案依頼書を用意しておくようにしましょう。
- ・参考にしたいサイトのリストアップをしておくと、よりスムーズに制作できます。
- ・ホームページ制作は制作会社に任せすぎないようにし、ホームページ制作に積極的に参 加しましょう。
- ・複数の企業を比較する際は、デメリットやサポート内容も把握したうえで検討すると良いです。
ホームページ制作の依頼をスムーズにすすめるためには、事前準備がとても大切です。
どんなに自社にもっとも相性が良さそうな制作会社を選べたとしても、依頼する側の準備が不十分だと失敗する可能性が高くなってしてしまいます。
依頼するからといって制作会社に丸投げするのではなく、「二人三脚で一緒に作り上げる」という気持ちを持ちながら、質の高いホームページを作れるようにしていきしょう。